葺き替え工事
| 施工種類 | 葺き替え工事 |
|---|---|
| 地域 | 八幡西区 |
| 使用瓦 | 石州陶器瓦53B ウルトラ3Sスーパー |
| 色 | 銀黒 |
| 施工内容 |
築40年の家屋で屋根材は陶器瓦 色：シルバーを使用されていました。瓦止めされており外見からは分からないのですが、瓦を剥いでみると、びっくり！経年劣化により下葺材の防水効果がまったくありませんでした。 本来、屋根の仕上材（屋根材）と下葺きの防水材が2つとも機能したうえではじめて台風や大雨などを受けても雨漏りのしない丈夫な屋根になるのですが、その1つがかけていることによっての雨漏りでした。 雨漏りの原因によっては部分的な修理工事で良い場合もあるのですが、葺き替え工事を提案させていただきました。葺き替えの場合、新築と違い野地板や垂木・雨とい・壁際の納まり・破風板など数十箇所調べておく必要があるので、現場調査は入念に行います。そしてその状況をきちんとお伝えし最善の工事内容を提案・見積もりをします。 こちらのお宅では、調査時天井裏からの確認により棟際野地板が大きな所で100mm程開いていました。 これでは棟瓦を積んだあと棟の重さに耐えれず、そのままでは棟瓦の下の瓦が沈みこむ恐れがある為、棟際野地板を張替えた後ベニヤ板にて野地板補強を行っています。破風部分も塗装がはがれおちていた為、板金で破風加工をしています。また壁のし部分も雨切り板金が大きく出ており、強風時に煽られバタバタなるのを防ぐ為、新規に壁のし・雨切板金を施工しました。 施工前にこのような状態が確認できていれば、その工事に使う材料などの加工等用意が可能になり、より良い工事計画がたてられる為スムーズな現場進行につながります。 |
